

「田土のすまし液」
以前より「田土」をお買い上げのお客様より、田土の沈殿が遅く、なかなか透明にならないとのお申し出がありました。
弊園でも色々試作しますと4~5日で透明になるのですが、やはり中には透明になりにくい田土もあります。それにて今回「田土すまし液」をお付けいたします。ぜひ御使用下さい。
- ペットボトルに500cc入りと1.5L入り、2L入り3種類ございます。
- 田土は「ミジンコ休眠卵入り田土」「ビオトープ・メダカ・水草の土」にもれなくお付けいたします。
- 2L、3Lの田土には500cc入りをお付けいたします。
- 6Lの田土には1.5L入りをお付けいたします。
- 18Lの田土には2L入り×2本、計4Lをおつけいたします。
すまし液の使用方法
※必ず正確に測って下さい。- お送りするすまし液は5倍にうすめて使用して下さい。
例1)容器を用意し、500ccの場合、2Lの水に溶かすと2.5Lになります。
例2)1.5Lの場合、6Lの水に溶かすと7.5Lになります。
例3)4Lの場合、16Lの水に溶かすと20Lになります。
- うすめた「すまし液」に田土を入れるか、容器に入れた田土にうすめた「すまし液」を入れてください。
- すまし液に漬かった田土を手で底からよくかき混ぜて下さい。全体を天地返しする要領で何回もかき混ぜて下さい。
- そのかきまぜている間に効果が出はじめ、田土のにごりが無くなって行くかと思います。
- そしてよくかき混ぜた後、田土が沈殿することを確認しましたならOKです。
- 「田土すまし液」が少し足りないと感じられた場合には、水道水を不足分だけ入れてください。濃い目にしてありますので、少しぐらいなら問題はないかと思われます。
後処理としまして「すまし液」を捨て、水道水を入れ、通常の使用をして下さい。 - ※必ず充分な時間浸けて下さい。
このすまし液に田土を浸ける時間は一昼夜約24時間と考えて処理してください。
実は弊園でも試験するのですが2~3分でも充分かと思っておりましたところ、お客様より1週間程で濁りが出始めたとの御相談を受けました。
それにて処理がまずい場合、濁りが出ますので一昼夜と考えていただければと思います。

水生植物の土「田の土」 約6L
メダカ、金魚を飼育して下さい。
田土にはミジンコが自然に湧きます。メダカ、金魚は大好物のミジンコをエサとしまして自然に大きく育って行きます。そしてボウフラ、浮葉を食害するユスリカ等もいなくなりますので、飼育をお願いいたします。
水質浄化、老廃物を分解します。
- 田土には微生物がすんでいます。エサの食べ残しは底に沈殿し、腐敗します。そのエサを微生物が分解します。
- そしてメダカ、金魚の糞を田土に含まれる微生物が分解します。
ぜひ水質浄化に田土をご利用下さい。
今まで水田にて稲を栽培していた田土です。
花ハス、睡蓮、オモダカ、コウホネ、ハナショウブ等ビオトープに最適。
そして大きな特徴は自然のミジンコがわいて、メダカ、金魚の飼育にも最高の用土です。
更には稀にカブトエビ、ホウネンエビ等が自然発生し、ビオトープが楽しめます。

【使用法】
- メダカを飼育する予定の容器(水槽、睡蓮鉢、発泡スチロール等)を準備する。
- 底面に田土を入れ広げる。厚さは5~6cmもあれば充分かと思われます。
- 水を必要量注ぎます。そして泥水が沈泥するまで1~2日間置いておきます。
適当に透明になったところで、メダカを放してやる。 - ミジンコが自然に湧いて、メダカがエサとしていることを確認して下さい。
- 特にメダカの稚魚を放してやりますと、目に見えないミジンコの幼生をエサとしていますので、以外に早く大きく育ちます。
- 特に孵化したての稚魚のエサやりは手間が掛かります。エサをやらなくても自然に大きくなります。
そしてエサをやりましても食べ残しは田土を利用されることをお勧めします。 - そして直接アサザ、ガガブタ他、水生植物を植えていただいても良いですし、鉢またはポットに植えられた水生植物を入れていただいても、メダカの隠れ場として最適になるかと思います。
- ミジンコのエサとなる植物プランクトンを殖やすために、鶏糞その他を時折少量入れてください。ミジンコがより湧くかと思います。
田土を使って上手に花を咲かせるには。
- 毎年春咲きの休眠期に植え替えを必ずして下さい。
- ポットを御使用の場合、花ハス、睡蓮、コウホネ、その他の水生植物、何でも出来るだけ大きい容器を御使用下さい。
根張りがそれだけよくなり、開花数も多くなります。 - 施肥も生育期間中、定期的に施肥をお願い致します。
- そして何よりも植え替えた古い土は、再利用しないで下さい。なぜなら植物が分泌する老廃物を吸収しております。
その土を再利用するということは、植物の成長にとって悪い結果となるかと思われます。 - では古い土の再利用は、庭の片隅に自然に雨うたしにできるところがあれば、少なくとも1年間は放置して置いてください。
微生物等の働きによって老廃物を分解するかと思います。そして石灰も多少使用することで、中和することもできお勧めします。
「睡蓮の育て方」、「水生植物の育て方 ビオトープの楽しみ方」、「花ハスの育て方」は「育て方・作り方」をご参照下さい。
【送料・発送について】1.送料について
全国各地ヤマト宅急便60サイズが適用されます。
2.発送について
弊園では受注後に田土を箱詰めしております。
その田土を蓮園より運ぶ関係上、雨天やスタッフの休日、或は蓮根の掘り上げ植付け等の関係上、繁盛期になりますと御注文が重なり合います。どうしても遅れがちとなりますので、余裕を持ったお早目の御注文をいただきますようお願い申し上げます。
【お断り】 1.弊園は京都市の外れの自然豊かな場所にございます。当地の地層は沖積層といわれる古い地層かと思われます。京都の西山といわれる嵐山から連なる山々も間近にあります。
従いまして地層の関係上田の土には小石が混入しております。
関東地方のお住まいの関東ローム層を常に見慣れておられるお客様にとって違和感を感じるかもしれません。
ご購入時ご注意願います。
2.過去(平成27年現在)弊園の使用する田土並びにご購入いただいております中で、
(ア)ガラス片が混入とのご連絡いただきましたが事が1件ございます。弊園、長年植え替えしておりましても、そのようなことが無く誠に申し訳ございません。
(イ)「ヒルがいた」とレビューに書かれておりますが、太古の昔より生息しております。小動物の中にはミジンコ、カブトエビ、ホウネンエビなどが従来見られましたが、最盛期10000ポットの蓮を管理しておりましてもヒルを見ることが無かっただけに「やっぱりいるんやあ」と思いました。
誠に申し訳ございませんが、これも自然の生き物だけに除去してやるより他はないかと存じます。或いは「ミミズ」も混入していることが稀にありますが同様に御了承願います。
